大学生活が始まりました。
右も左も分からないけど、いつもの通り
自分の道を右斜め35° 左斜め29°で
直進驀進押し通しています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
待ちに待った夢本。
届きました。
2回ほど読み直し「うふふふh~vv」な気分でいたら次の日の授業中、ネタが降ってきました。
普段なら書いたりしないんだけど、昨日は・・・・うん。特別テンションが素敵vv第2弾だったので
書いちゃいました。生物と世界史の時間内職して・・・・・。
燕青夢です。
茶州府のとある一室
朱夏は書類の整理をしていた。
パラパラパラ ペラペラペラ
「何でこんなにあるのよー……。」
愚痴はもちろん紙と紙にはさみながら。
「朱夏ー。これも頼む。」
熊……もとい、燕青が両腕いっぱいの書類を抱えて部屋に入ってきた。
「ちょっとー、入るときに扉叩くか声かけるぐらいしてよー」
視線は書類のまま、朱夏は文句を口から紡いだ。
「わりぃわりぃ。」
まったく悪びていない様子で燕青は謝りながら書類の山が比較的小さな机のうえに置いた。
「はぁ。また増えたっ…!?……っつぅー……。」
「どうしたんだ?」
言葉と共に燕青がすぐ脇に来ていた。広いとは言えない部屋だがいかんせん、書類が床中に散らばっている。
朱夏は僅かに目を見開いたが、燕青の俊敏さはいつものことだと自己完結させて口を開いた。
「紙で指、切っちゃっただけ~。久しぶりにやっちゃったからびっくりしたよ。」
あーぁ、ドジしちゃったー。
なんて小さくつぶやく朱夏。
白くほっそりした女性的なそれからはプックリと深紅が浮き上がる。その見た目からは想像できないほど優雅な仕草で燕青は朱夏の手を掴むと指先を口に含んだ。
「なっ!何するのよっっ!!」
「ふぇ?怪我したら舐めるのが常識だろ?」
朱夏の指先を口に含んだまま燕青はしゃべった。
「しゃっ……しゃべるなぁーー//////」
見る見る朱夏の顔が朱に染まる。
「なんで??」
心底不思議そうに燕青は聞き返す。
「~~~っ『しゃべるな』って言ってるだろうがっ!!!!!!!」
パチーン
耳に心地よい高い音が州府全体に響いた。
その後4日。燕青は頬から赤いもみじが消えず、10日間は朱夏の姿をはじめとして存在を確認することが出来なかったそうで。
PR
この記事にコメントする